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2019/09/26
#家づくりコラム
住まいづくり・全体の流れについて⑥
前回は「家の種類について」についてお話しました
今回は「家の価格の目安」について考えていきましょう。
家の種類がいくつかあるように、家も価格によって建てる家が変わってきます。
それでは、実際に家を建てるのにどのくらいの費用が必要になるのかを、30坪の家を例に見てみましょう。
ローコストの家を建てるケース
『家の本体価格(1,000万円前半〜中盤)』+『諸経費』=『総額(1,000万円台後半〜2,000万円前後)』
そこまで多くの予算はないけども家を建てたい場合や、
家以外に使うお金も考えて予算を抑えて注文住宅を建てる場合、
このくらいの価格帯の家を選ばれる方が多いです。
家の種類で言えば企画型住宅やセミオーダー型注文住宅がこのあたりの価格帯でよく見かけます。
ローコスト住宅ではいかにコストをコントロールするかが大切になってきますが、
家のコストを抑える場合、家の形はシンプルが基本となります。
家は凸凹したり複雑な形になればなる程、コストが高くなっていってしまうからなんですね。
そのため家の形をシンプルな形にして家全体のコストを抑えつつ、
その中であなたに合った間取りにしていくのがバランスの良い家にする秘訣となります。
コストを抑えて家を建てる場合、アレもコレもと色々手を加えてしまうのではなく、
引き算でいかにシンプルさを上手く引き出せるか、
この部分がローコスト住宅の家づくりを成功させるための1番のポイントとなってきます。
中グレードの家を建てるケース
『家の本体価格(1,000万円後半〜2,000万円中盤)』+『諸経費』=『総額(2,000万円台)』
ある程度こだわりをもった家を建てる場合、これくらいの予算があるとかなり選択肢が広がります。
家の種類で言うと、規格型住宅、セミオーダー型注文住宅、注文住宅などいろんな種類が混在している価格帯とも言えます。
このあたりの価格帯になってくると、無垢のフローリングにしたり壁に塗り壁を使ったり、キッチンのグレードを上げたりとこだわりたい部分に予算が掛けられるようになるのが大きな特徴です。
また、家の性能にこだわりたい場合なんかも、この辺りのグレードの注文住宅になるとある程度の性能を備えている家も増えてきます。
その一方で、色んなことを次から次へと盛り込んでしまい、
予算オーバーにもなりやすいのもこの価格帯の家を建てる時の特徴です。
そのため間取りの自由度を上手く活かしつつ、
仕様は力を入れる場所と予算を掛けない場所などのメリハリをつけてあげることで、
あなたにあった家を建てたいですね。
高価格の家を建てるケース
『家の本体価格(3,000万円〜)』+『諸経費』=『総額(3,000万円〜)』
この辺りの価格帯の家を建てるとなると、間取り、仕様はかなり自由に選べるようになり、
予算が増えれば増えるほど選べる選択肢は増えていきます。
家の種類で言えばこのくらいの価格帯であれば注文住宅であることがほとんど。
家へのこだわりがかなり強い方であっても、満足いく家を建てられる可能性がグッと高くなるんですね。
家の高級感や質感というのは、使う部材や細部のおさめ方でかなり変わってくるという特徴があります。
そのため、家の価格が上がれば上がるほど、
家を建てる住宅会社の家があなたの好みのテイストに合っているかというのも重要になってきます。
高価格帯の家になればなる程、住宅会社選びが家づくりの成功の分かれ道となってくるんですね。
そのほか、高価格帯の家では必然的に選ぶ物が増えるので、
住宅会社や担当者との相性と言うものもより重要視されています。
ここまで大きく3つの価格帯に区切って見てきましたが、記載した総額が家を建てる時の費用の1つの目安となってきます。
上の例は30坪の例なので、もう少し大きな家にする場合は、ローコスト住宅で坪30〜40万円。
中グレードの住宅で坪50万円。
高級住宅で坪70万円くらいをプラスすれば、ある程度の目安となってくれます。
では、家のお金の目安が出たところで住宅ローンについても少し見ておきましょう。
家の住宅ローン
家を建てる方の多くは、住宅ローンを組んで家を建てる方がほとんど。
やはり住宅というのは何千万円もするものなので、現金でポンッと購入されるという方は少ないと思います。
そのため、将来の返済プランをきっちり立てた上で住宅ローンを組むことが大切になります。
そんな住宅ローンですが、種類は大きく分けて2つ有り、
1つは銀行などの金融機関が融資する「民間融資」と
住宅金融支援機構による「フラット35」に分けられます。
金融機関の住宅ローンのメリットとしては、
- 事務手数料が安かったり住宅ローンの手続きが楽で審査が早いことが多い。
- 将来他の住宅ローンに借り換えるのも比較的簡単。
- 固定金利や変動金利などライフプランに合わせた住宅ローンを選ぶことが可能。
この辺りが代表的なメリットとなります。
一方、金融機関の住宅ローンのデメリットとしては
- 様々な住宅ローンが用意されているため、どの住宅ローンを選べばいいのか判断が難しい。
- 住宅会社や工務店に勧められた金融機関の住宅ローンが必ずしもあなたに合っている訳ではない。
上記のように金融機関の住宅ローンは種類が多く、あなたに合った金融機関の住宅ローンを選ぶためには、
いくつかの住宅ローンを比較、検討が必要となってきます。
次に住宅金融支援機構のフラット35のメリットとしては、
- 固定金利で金利が上がずっと変わらないため生涯にわたって返済計画が立てやすい。
- 繰上返済がしやすい。
ということ。
そのため、固定金利で住宅ローンを組みたいという方はフラット35を選ばれる方が多いです。
(フラット35という名前の通り、35年まで固定金利の住宅ローンを組むことができます)
また、住宅の性能を上げることで金利を低くすることもできるので、
高性能な住宅を建てる方にとってもフラット35は相性の良い住宅ローンと言えます。
一方、住宅金融支援機構のフラット35のデメリットとしては、
- フラット35に適用している住宅かどうか審査が必要なため時間が掛かってしまうこと。
- 土地のみの取得には利用できないこと。
が挙げられますが、家を建てる場合には打ち合わせ期間としてある程度時間が必要となりますし、
家を建てるために土地を購入するのでそれほどデメリットにならない点は便利です。
以上のような住宅ローンの特徴を踏まえながら、固定金利、変動金利どちらがあなたに合っているかで住宅ローンを選んでいきたいですね。
ちなみに、どれだけ住宅ローンを借りられるかどうかは
その人の会社の規模や勤続年数などいくつかの項目によって決まってきます。
住宅ローンで借りられる限度額の目安としては年収の7倍程度が目安となります。
注意点としては、家づくりをしているとついつい色んな要望を盛り込んで
金額が上がっていってしまいがちになりますが、
家は建てるのが目的ではなく家が建ってから充実した生活を送ることです。
いっときの流れで借りられるだけ住宅ローンを組んで、
生活がアップアップになってしまっては充実した生活を送るのは難しくなります。
そのため、ある程度の余裕を持った計画で住宅ローンを組むことをお勧めします。
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