たまにはこういうのも

みなさまこんにちは。チカヤマです。

ここ最近はずっと時代小説ばかり読んでいるわけですが、たまには現代ものをという気分で読んでみました。

『マチネの終わりに』

昨年映画にもなった、恋愛小説ですね。

天才ギタリストの男性とジャーナリストの女性の物語ですが、あまりこういうジャンルの小説を読まないので新鮮でした。

ささいなきっかけや、周りの思惑で２人がすれちがっていくところでは、読むのがしんどくなって途中でやめてしまおうかと思いましたが、ラストが気になるにつれグイグイとページが進み読了。

終始ハラハラしましたが、ラストシーンはよかったですね。ちょっと映画を観てみたくなりました。

『人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでる。だけど、実際は、未来は常に過去を変えてるんです。

変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。過去は、それくらい繊細で、感じやすいものじゃないですか？』

印象的なセリフで、この小説のひとつのテーマになっていました。

過去の出来事や決断がよかったのか悪かったのか。未来によって受け止め方は変わってきますものね。考えさせられました。

週末の3連休は新モデルハウス2回目の見学会です。

移動カフェがやってきます。私も楽しみです。ぜひお越しくださいませ！