・床暖房のコストについて

電気式と温水式で初期費用とランニングコストが変わってきます。

〇電気式床暖房

床下に電熱線ヒーター内蔵のパネルを設置。
電気の力でヒーターを温め、それによって部屋を温めます。

1帖で約5万円～10万円の費用が必要になる場合が多いです。

温水式と違い別途設備を設置する必要はないので、

初期費用は安めになるケースが多いです。

ただ電気式の床暖房は維持費、ランニングコストが高めになる傾向があります。

ランニングコストは部屋の広さによって変わりますが、

参考価格として10帖で約４千円～８千円になる場合が多いようです。

【コスト例　6畳の電気ヒーター式床暖房の場合】

電気式の場合には、ヒーターと工事代が必要となります。

初期費用308,000円

ランニングコスト6,500円/月 (税抜)

※ランニングコスト算出条件
1日10時間使用、外気温5度 室内目標設定温度20度、 電気25円/kW (オール電化料金平均より)

〇温水式床暖房

床下に配水管を設置しボイラーで温めたお湯を配水管に通し、温水の循環によって部屋を温めます。

温水式の床暖房の場合は、熱源機+温水配管+温水マット+工事代が必要となります。

熱源機は、ガス・灯油・電気と熱源があり

それぞれ暖房専用機と給湯・ふろ・暖房 一体タイプがあります。

温水配管は床暖房をする部屋の数、温水マットは床暖房の敷設面積によって

費用がかわってきます。

また新築に設置するケースとリフォームの際に設置するケースがあります。

新築で設置する場合は、1帖で約5万円～10万円の費用が必要になる場合が多いでしょう。
リフォームで設置する場合はより費用がかかります。
その場合は、1帖で約8万円～15万円ほど必要になるでしょう。

リフォームの場合に費用が高くなる理由は、床材をはがしたり、

床暖房に適用しているものに変えたりする必要が出てくるからです。

【コスト例　6畳の温水式ガス床暖房の場合】

初期費用650,00円

ランニングコスト4,000円/月 (税抜)

※ランニングコスト算出条件
1日10時間使用、外気温5度 室内目標設定温度20度、プロパンガス 350 円/m³

・床暖房かエアコンか？！

床暖房は初期費用とランニングコストがエアコンよりかかるため、

指針となるのは

「家にいる時間が長いかどうか」

「将来的な必要性」をよく考えるといいでしょう。

単身世帯で、家にあまりいない場合はエアコンで十分と言えますが、

家族で過ごす空間には向いています。

赤ちゃんや小さなお子様、ご年配の方にも安心です。

ランニングコストは

電力会社やガス会社に床暖房に適した

プランを確認する事をおすすめします。

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いかがでしたでしょうか？

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