またペット可物件は保証金や家賃が高い、退去費用が高い、

立地条件がよくないなどのデメリットや、ペット飼育細則があり、

飼育できるペットの種類や大きさ、頭数などが限られているなど、

さまざまなルールがあります。

・ペットと暮らすなら家を建てる！

ペットと快適に暮らすなら、マイホームを持つのは1つの方法です。

賃貸住宅と大差のない月々の支払いで広さが確保でき、

自分の好きなペットを飼育できる戸建てをおすすめします。

戸建ての中でも注文住宅は、間取りや設計の自由度が高く、

ペットの種類や習性にあわせてプランニングできるのが特徴です。

ペットも人もストレスが少なく、ペットがのびのび暮らしている姿を見ることは、

飼い主の快適な暮らしにつながります。

・ペットと暮らす注文住宅

■床材

ペットの身体に負担をかけないためにも、ペットに優しい床材選びが大切です。

一般的な床材は滑りやすく、ペットのケガの原因となってしまいかねません。

メインとなるペットの生活スペースには、例えばコルク材を使用したり、ペット用のコーティングをしたり、ある程度グリップ感がある床面にしましょう。

毛を嘔吐することも考え、汚れの染みにくい適度なクッション性のある床材がよいでしょう。

床材を選べるのは注文住宅ならではですね。

■ペットドア

普段は出入り自由で動き回ることができ、留守番時には閉めて行動範囲を区切れる、

ペットドアを設置しましょう。

■階段

ペットの身体に負担をかけないためにも、階段はなるべく緩やかに設置するといいでしょう。

そうすることで、ペットたちのやわらかい肉球にも負担がかからず、

飛び降りたときの足腰への衝撃も最小限におさえることができるのです。

■換気・空調管理

犬や猫が汗をかけるのは足の裏の肉球部分だけなので、人間よりずっと体温調整が苦手です。

だから室温の調整は大切で、温度23～28℃、湿度50～60％くらいを保つのが理想的です。

締め切った空間では、ハウスダストやダニなどの繁殖が起こりやすい状態にありますので、

換気や空調管理のしやすい家を建てることが大切です。

■エサのスペース

ペットのためにエサや飲み水を用意しますが、

その置き場所は家族たち人間の動線からずらしたほうがいいでしょう。

コの字型ないしはL字型の空間を作り、

「安心してエサを食べられる場所」を用意してあげると良いです。

これは、家族のためでもあるのです。食事をしているときに、

小さな子どもが手を出してしまったら、

エサに興奮しているペットにケガを負わされてしまうこともあるのです。

考えられる限りのアクシデントを防ぐために、ペットのお部屋ともいえるスペースを作ってあげましょう。壁際を選ぶのがポイントです。

■トイレスペース

ペットを飼う上でお悩みになるのがトイレではないでしょうか。

臭いや汚れが気にならないように、いつも清潔にしておきたいですね。
ペットは人が多い場所では落ち着いて排泄できないので、

収納下や階段の下にトイレを設置してあげるといいでしょう。

■庭づくりは慎重に

ペットが口にしてしまうと危険な植物があるので、

庭に植える植物は慎重に選びましょう。

身近な植物でも、サトイモ科の植物である、スパティフィラムやカラーは、

ペットがかじっただけでも、口内炎や皮膚炎を起こしてしまいます。

また、チューリップや水仙、ポインセチア、ジャスミン、スズラン、クロッカス、シクラメンなども、ペットにとっては危険な植物になります。

ガーデニングをするときは、ペットも安心して駆けまわることができるよう、

植物には気を付けるようにしましょう。

ペットと暮らす家②へつづく

新築注文住をご検討中の皆さま、

いかがでしたでしょうか？

多くの方は人生で初めての家づくり。

夢のマイホーム、何から始めていいのか・・と悩まれるのは当然のこと。

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